ホストクラブ






いらっしゃい、待ってたよ。

いつも待たせちゃってゴメンね?

こうやって僕がNo.1でいられるのは君のお陰なのにね…。

だから今日は僕からのお礼。

君の大好きなの、用意しといたんだ。

受け取ってくれる?

本当、君には感謝してるから…ね?



キラ・ヤマト



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悪い悪い…待たせたな…。

例の客がしつこくてさ…そう、あのお嬢様。

さっさと席離れたいトコなんだけどさ、高いボトル入れてくれるからなぁ…

ん?お前はいいんだよ…特別なんだから。

お前は俺の為なんかに頑張らなくていいの。

俺がお前の為にこうしてホストしてんだからお前が貢いだら意味ないだろ?

こうして来てくれるだけで十分…。

本当は…見られたくないんだけどね、俺のホスト姿なんて。



ディアッカ・エルスマン



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いらっしゃいませ!

いつも俺の事指名してくれてありがとね。

君が俺を指名してくれるようになってから成績上がったんだ。

まぁ…すぐには無理だけど、頑張ってNo.1目指すからさ。


…って何?……ひょっとして…俺に…?

ちょっ…!こんな高そうな腕時計、貰えないよ!!

いや…嬉しいんだけど…でも…俺…

……ありがとう…プレゼント貰ったのなんて初めて。

大事に…する…。



シン・アスカ



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いらっしゃいませ、ご指名ありがとうございます。

……何かあった?疲れた顔してる。

俺で良ければ話くらいなら聞くから。

聞く事しか出来ないかもしれないけど…。

疲れてるのにわざわざ来てくれて俺を指名してくれて…

その気持ちが嬉しいんだ。本当に。

じゃあ…今日は俺からボトル1本サービスするよ。

感謝の気持ち。

これ飲んで嫌な気持ちを吹き飛ばして帰ってくれたら嬉しいから…。

乾杯しよう?



アスラン・ザラ



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またそんな顔して…。

折角の美人が台無しだぞ?

ってか、そんなに嫌なら来なきゃいいのに…。

俺って男としてそんなに信用無いかぁ?

ってホストが言っても説得力無いか…。

大丈夫だって。俺にはお前だけだよ。

そりゃ、仕事だから他の客に笑顔振りまく事だってあるさ。

でも、そんなの作り笑いだって知ってるだろ?

俺の本当の笑顔を知ってるのはお前だけ。

今日はアフター行かずに空けとくから…。

笑顔だけじゃなくて他にもお前の前でしか見せない俺、見せてやるよ。



ムウ・ラ・フラガ



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今回のテーマは『ホストクラブ』でした。
イザーク出したかったんですがイメージ出来なかった…。
逆にディアッカとムウは作り易かったですね。
そして自然と彼女設定になってました。
残り3名に関してはもう普通にお客さんとして…。
シンが初々しく書きたかったんですが…難しいなぁ…。
実は執事喫茶にしようかギリギリまで悩んでました。